2017.06.23
ためになる、短いお話 ~朝講話 其の三~
6月21日~23日、6月第3週目の講話は、英語科の松田先生が担当しました。
松田先生がお話してくれたテーマは『医食同源(いしょくどうげん)』。
この言葉はかつて室蘭日鋼病院の食堂の壁に、額に入れて掲げられていた「4字熟語」です。
熟語の意味は
「病気を治すのも食事をするのも、生命を養い健康を保つためで、その本質は同じである」ということです。
太平洋戦争の終戦後、子どもだった松田先生は、伯父さんがGHQの米軍兵士から貰ったチョコレートを食べたそうです。
高校生のみんなにとっては「もらったチョコレートを食べた」ときいても
それがどういうことか、なぜそんな話しをするのか「??」な人もいるかもしれませんね。
終戦直後の日本は、高校生のみんなが考えも付かないほど食糧事情が悪化しており、
栄養価のある食べ物を確保することが困難でした。
そして今と違い、チョコレートは大変な貴重品だったのです。
松田先生は、このチョコレートが「生きるため」の糖分補給に役立ったことなど、
当時、栄養失調状態になりそうだったご自身の経験を思い起こしながらお話してくれました。
また「You are what you eat.」
【解説】
You 「あなたは」
Are 「という(存在・状況・状態)である」・「~と同様である」「イコールである」
what you eat 「あなたが食べるもの」
※ what(もの)+ you(あなたが)+eat(食べる)
→「あなたは あなたが食べるものと同様である」
→「あなたは あなたが食べたもの(食べるもの)でできている」
の英文(英語のことわざ)を紹介し、栄養バランスのとれた食事の大切さを生徒に訴えました。
『医食同源』
『You are what you eat.』
生まれた国は違っても、人の本質的なところや大切に考えられていることは一緒なのですね。
「自分の言葉で自分の考えを相手に伝えることが出来る人」の育成を目指して
室蘭キャンパス教師陣は今日もこの短い講話会を頑張っています。
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センター長 山本
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