>TOPページ>地域キャンパス

2017.11.29

ためになる短い…今回は「詩吟!」~朝講話~

16日は室蘭にも雪が降りました。

いよいよ冬が到来ですね。

 

さて!

始業前に室蘭キャンパスで行われる「ためになる短いお話し」朝講話

 

11月15日~17日は宮崎副センター長が担当でした。

 

過去に本欄でもお伝えしましたが、

宮崎先生の趣味は「詩吟(しぎん)」です。

 

 

「詩吟」は詠吟(えいぎん)ともよばれ、

漢詩や和歌などの詩に節(ふし)をつけて歌う日本の伝統芸能のことです。

 

詩の内容を、節で強弱などをつけることで、

そこに込められた情景や心情などをうたいあげるものです。

 

 

若い頃の宮崎先生は、

自分を鼓舞(こぶ)するような詩や、自分を戒(いまし)めるような詩を好んでいたそうです。

 

しかし、最近は松口月城(まつぐちげつじょう)という作詩家の詩を

魅力的に感じるようになったそうです。

 

今回、生徒の皆さんに紹介したのは、

松口月城の「微笑(ほほえみ)」という詩で、通勤する車の中で練習しているそうです。

 

 

今回、教室の外で白い雪が舞い落ちる中、

生徒を前に「微笑」を吟じました。

 

ちょっと難しい内容なので、原文の下の「」の読み下し分を参考にして下さい。

—————————————————————-

【原文】

含笑接人起春風

至誠坦懐論壇中

際会苦難勿忘笑

万物静観道通

紛々転地有形外

黙々微笑是英雄

—————————————————————————

【書き下し文】

「笑みを含んで人に接すれば春風起こる」

「至誠(しせい)坦懐(たんかい)論壇(ろんだん)の中(うち)」

「苦難に際会(さいかい)しても笑を忘するる勿(な)かれ」

「万物(ばんぶつ)静観(せいかん)すれば 道 おのずから 通ず」

「紛々(ふんぷん)たる 天地(てんち) 有形のほか」

「黙々(もくもく) 微笑み これ 英雄」

 

 

本校の生徒には、「語句解説のヒント」プリントを配布し、

あえて生徒が自らの訳・解釈を考えてもらえるようにしました。

 

 

このHPを読む中学生の皆さんにとっては、

かなり難しい内容だと思いますので、

大体の訳を下記に記載しておきますので参考にしてくださいね。

 

————————————————————————————-

「ほほえみ」松口月城

笑顔で人に接すれば春の風のようなすてきな風が吹くでしょう。

 

まごころや胸にわだかまりのない姿勢ということは

いろいろなところで言われています。

 

苦難に遭遇しても、笑うことを忘れないようにしよう。

 

すべてのことに対して静かに成り行きを見守れば、

行くべき道は自然に通じてひらかれるでしょう。

 

ものごとはうまくゆかずもつれるということは、

どんな世界においてもありふれていることです。

 

そんな世の中を黙って自分のことに専念しながら、

微笑みをたたえながら生きていける人こそが優れた才能がある人といえます。

——————————————————————————-

 

いかがでしょう?

「苦しいときも、笑顔を忘れずに。」

言うほどに実行するのは難しいことです。

でも、大切なことかもしれませんね。

 

 

次回はどんな朝講話でしょう??

お楽しみに!