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2017.11.07

【総合コース】卒業生訪問「自転車日本縦断達成」!!

卒業生が今日、学校を訪問してくれました!

 

来てくれたのは今年の春卒業した伊丹くん。

 

なんと、日本最北端・稚内から九州最南端・佐多岬まで、

自転車による日本縦断を成し遂げ、帰ってきてくれたのです!

 

すごい!!

 

…さかのぼること今年の9月、稚内を出発した伊丹くんは、

オロロンライン(北海道の日本海側沿いの道)をずーっと南下、

函館へ向かう前に、学校へ寄ってくれていたのです。

 

 

卒業してからわずか数ヶ月で逞しくなった身体と日焼けした顔に職員一同びっくり。

 

そして「自転車で日本縦断チャレンジ真っ最中」ということを聞き、またまたびっくり!

 

チャレンジ中に寄ってくれた嬉しさとともに

「気をつけて!帰ってきたらまた顔をみせて!」

と送り出した先生方の言葉を覚えていてくれたようです。

 

無事、日焼けした顔で報告にきてくれました!

 

※担任だった伊藤先生と校長先生と一緒に記念撮影

 

 

旅の記憶を私たちに教えてくれたので、皆さんにもご紹介します。

 

そもそも、伊丹くんがなぜこういった旅をすることになったのか??

 

彼によれば

「もう記憶にないくらい子どもの頃から自分の足を使った旅をしたい」という思いがあったそうです。

 

すでに高校在学中「函館から稚内まで歩こう」とチャレンジしたことがあったそうです。

 

でも、そのときのチャレンジは森町で挫折

(それでも十分すごいと思いますが…)

 

 

卒業後、自転車を買うために仕事をし、

コツコツためたお金でロードバイクを購入。

 

晴れてロードバイカーとなり

「自転車を漕いで遠出する」という魅力に今まで以上にハマったようです。

 

 

 

さて、伊丹青年の日本縦断「一番苦労したことは?」との質問には「自転車の故障」という答えでした。

 

私も聞いて初めて知ったのですが、

ロードバイクはホイールが柔らかい構造となっていて、

日本縦断のようなキャンプツーリングにはあまり向いていない車種だそうです。

 

パンクやホイールのゆがみの修理などで所持金がどんどん減った伊丹青年、ピンチを迎えます。

 

 

 

 

 

伊丹くんの旅は「オールテント泊」。

 

宿泊費はかからないものの予想外の修理費用出費により、

食べるものは「安くておなかが膨れるもの」一択となります。

 

1日平均120km~140kmを漕ぐのですから、

しっかり食べなければ当然身体は持ちません。

 

そこで伊丹青年はカップラーメンを食べ、更にスープに乾燥パスタをボキボキ折って投入!!

麺をかさ増し!

 

そうして空腹を満たしたとのことでした。

 

 

 

また今回の旅の途中には台風に遭遇!

それでもテント泊を貫く伊丹青年。(えぇ?!)

 

嵐が吹き荒れたようで

「もういろんなものがめちゃくちゃ飛んでました~笑」

と「それそんなに笑顔で話せる?!というくらい明るく話していて、

本当の逞しさを彼の中に見ることができました。

 

 

自転車での日本縦断は「孤独」という言葉でも表現できると教えてくれました。

 

自転車を漕いでテント泊をしているのですから、

当然話す相手がほとんどいない。

 

あってもコンビニの店員さんとのやり取りくらいが「話す」こと。

 

九州に入るまではほとんど人と会話を交えることがなかった伊丹青年、

最終的には「きょうもがんばるか!」と相棒の自転車に話しかけていたそうです。笑

 

それは確かに孤独!

 

たくさんの苦労もある中で、

それでも良かったと感じることがあるからこそ旅は続けられるのでしょう。

 

今回の旅で伊丹くんが「いちばん良かった」と感じた瞬間は

「景色を見たとき」だったそうです。

 

 

 

自分の足で自転車を漕ぎ、やっとたどり着いた先にみえた「景色」。

 

 

これはもうそれを成し遂げた人にしかわからない、

達成した人だけが見ることのできる「境地」に近いものがあると伊丹くんの話しを聞いていて感じました。

 

今回の日本縦断の最終目的地でもある九州最南端・鹿児島県「佐多岬」の景色が

富士山よりも何よりも良かった、と話してくれました。

 

 

 

 

今回32日間の日程で日本縦断を成功させた伊丹くんは

九州から北海道まで「ヒッチハイク」で帰宅しました(それもすごいって!笑)。

 

いろんな人の優しさをいただき乗り継いで無事に帰ってきてくれました。

 

まず家に帰って「ありがたい」と感じたことは…?の質問もしてみました。

 

 

「(お母さんが支度してくれた)家のごはんがめちゃくちゃうまい!」

「自由に使っていいコンセントが手の届くところにある!」

「Wi-Fiがどこでも飛んでる!!」

 

なるほどねぇ。。。

 

これはもうひとつの「成し遂げたからこそたどりつく景色」といえますよね。笑

 

最後にこれからチャレンジしたいことは「日本一周」!

 

ゆくゆくはバックパッカーとしてアメリカにも渡りたい、

という壮大な目標があることも教えてくれました。

 

 

池上学院高校はこれからの伊丹くんの夢を

変わらず応援し続けて行きたいと思います。

 

また彼が旅に出るときは学校に寄ってもらうことにしました。

また、彼の夢の続きをここでレポートできればいいなと思います。

 

がんばれ伊丹青年!!