池上学院高等学校 函館キャンパスでは　令和6年5月22日に芸術鑑賞として北海道立函館美術館に行ってきました。
爽やかな五月晴れの中、19名の生徒が参加しました。

今回は、特別展示「熊谷孝太郎　間世潜　時の彼方へ　函館から」(写真展)を鑑賞してきました。

はじめに、大下学芸課長から講堂にて、熊谷孝太郎、間世潜両氏の生い立ちや人となり、業績、作品の撮影時期など、大変わかりやすくユーモアも交えながら丁寧に解説をいただきました。
特に１００年以上前の函館は日本の大都市として栄え、多くの外国人も往来し、また、当時の近代的建設物が現存しているということに生徒たちは大変驚いていたようでした。
展示会場には、往時の函館の隆盛や庶民の暮らし、修道院での生活などをしのばせる哀愁漂うモノクロ写真がずらりと展示されており、大正・昭和の世界が広がっていました。しっかり、じっくりと時間をかけて丁寧に鑑賞していた生徒が多かったように思います。
また、多くの生徒は「トラピスチヌ修道院」の修道女の神聖で神秘的な暮らしぶりを撮影した写真に特に心惹かれていたようでした。

芸術の世界は奥が深く、今回の鑑賞は生徒たちにもいい刺激になったようでした！

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